オスの存在理由、実験で証明され……ないよ!
オスの存在理由、実験で証明される
という記事が、はてブでホッテントリに入った。
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ここでは、圧倒的多数のオスが少数のメスを奪う。そのことで「性淘汰」が働くが、少数のオスがメスを得る一方で、多数のオスはメスを得られない。それでも、集団の全体としてみれば、絶滅に対する耐性が強まる……という趣旨の話。
しかし、ここに書いてある内容は、滅茶苦茶もいいところだ。論理の飛躍もあるし、用語の誤認もあるし、実験の解釈違いもあるし、何から何までずさんすぎる。ほとんど「捏造」と言っていいレベル。STAP細胞も、あまりにもずさんだったが、それをはるかに上回る ずさんさだ。
( ※ STAP細胞は、実験のがずさんで、コンタミや操作ミスが起こったが、今回の論文は、論理のレベルでデタラメすぎる。手先のずさんさでは済まない、ひどい ずさんさだ。)
詳しい話は、下記を読むとわかる。
→ Open ブログ: Nature でまた捏造論文?
あまりにものひどさに、くちあんぐりだろう。